自己紹介

植木智美

名前:植木 智美(うえき ともみ)

生年月日:1979年2月5日

性別:女性

所有資格

<<国家資格>>
行政書士
申請取次行政書士(東京入国管理局届出済)
宅地建物取引主任者
国内旅行業取扱管理者


<<その他>>
珠算検定2級
医療事務検定2級
メディアクラーク2級
法学検定3級
旅行地理検定2級
キャリアコンサルタント・カウンセラー(厚生労働省認定講座修了)


私が行政書士になった理由

一番の理由は・・・

離婚です。

元夫とは短い間ではありましたが、家族3人で楽しいことも嬉しいこともありました。
そして同じくらい悲しいことも辛いこともありました。

その結果,私たち夫婦にはどうしても乗り越えられない壁があり、別々の道を歩むことを決めました。

今思えば,私の努力が足らなかったことも理由の一つではあると思いますが、反省と学習はしても後悔はしていません。

離婚は結婚の5倍のエネルギーを使う・・・世間ではそう言われていますが、私も例外なく身を持って経験しました。

財産分与の方法も分からない

慰謝料がいくらくらいなのかも分からない

養育費もどうやって決めたらいいのか分からない

親権,子供の転籍・・・

離婚後の住居,住所変更,各種手当て等の申請・・・

分からないことだらけでした。
どこに相談したら良いのかさえも分かりませんでした。

自分で調べたあげくに,
無料法律相談を日弁連でやっていることを知り、電話予約しました。
弁護士事務所には予約の通り相談したけれど、無料なのは予約だけ・・・。

相談料はガッチリ取られて、話もろくに聞いてもらえず、何の解決方法も見出せないまま帰らされました。

市役所に行っても同じでした。
担当の職員がいないとか,お昼休みだとか,あちこちの課にたらい回し・・・。

赤ちゃんだった娘を連れて,就職活動と離婚の後始末にバタバタして。

そして、当然のことですが・・・。
学歴もない,手に職もない,そんな私は路頭に迷いました。
そこから自分の道を模索し,働きながらいくつかの国家資格も取得しました。

でも,それでも小さい子供を一人で育てながら働くということは容易じゃなかった。
ただただ必死でした。

そんなとき,子供の手当ての申請に行った市役所で,かつての私を見つけたのです。
赤ちゃんを抱いて,たらい回しにされ途方に暮れている女性です。

また,隣の窓口では, 「書類が届いたけど,意味が分からない。この先,どうしたら良いのかも分からない。」 と困っているご高齢の男性がいらっしゃいました。

 

その時,心に決めました。

私がやりたいこと、すべきことは、私と同じ思いをする人を一人でも減らすことだと。

これまで社会に迷惑ばかりかけてきて、自分勝手な私だったけれど、ここまで生きてこられたのはやっぱり社会のお陰。
人は一人じゃ生きていけないから。

それから必死で勉強して,途中で何度も諦めそうになりましたが,その度にこの時の気持ちを思い出して,
行政書士試験に合格し,独立開業しました。

社会貢献できるのかどうかは,今の私にはまだ分かりません。

一つだけ言えるのは,キレイ事ではなく,ご相談者やご依頼主の方々に,
「ありがとう」
と笑顔で言ってもらえることが本当に嬉しいんです。

行政書士は,決して偉いわけでも立派なわけでも何でもありません。

私自身,まだまだ未熟者です。

先輩方や友人,家族に助けられながら今ここにいます。

「あなたを救います」なんて大げさなことは言えません。

ただ,あなたの隣に立ち,あなたと一緒に闘い,あなたと並んで歩んで行くことは出来ます。
そっと手を伸ばし,背中を押すことは出来ます。

私の仕事は,自分の過去の反省と経験を生かし,困っている方,悩んでいる方の一人ひとりと同じ目線に立って,お話をじっくり聞き,解決のた めの一歩をサポートすることですから。